指導方針

DJについてで説明した英語教育理念に基づき、大学入試で求められる真の英語力を養っていきます。学習フェーズに合わせて指導方針を細かに変更することで、より高い学習効果が期待できます。

中1・2生の授業方針・内容

教授法ナチュラル・アプローチに基づく
言語観言語はタスク遂行の手段
学習観「習得」「習慣」の重視
到達目標「読む・聞く」技能の底上げ、英文法「五文型」と「句と節の体系」理解
使用教材学校の教科書とその音源、塾のオリジナル教材、市販の文法問題集
指導・練習法不要な緊張を強いずリラックスした状況を保つため、モデル会話音源ベースの聴解優先、インプットを十分に行う。容易に回答できる簡単な応答練習を行うことから始め、発話活動を無理なく広めていく。フォニクス指導は少しずつ並行して行う。

中3、高1・2年生の授業方針・内容

目的高3の4月までに、志望校合格の英語力養成 
英文処理速度の「速さ」と「正確さ」
言語観「文構造」と「論理」の理解
学習観「習慣形成」と「実践(4技能)」
到達目標高1:共テを時間内完答、かつ受験者平均以上
高2:共テを満点目指す、本番と同じスコア取得  
高3:英検準1級の取得
使用教材塾オリジナルドリル、共テ過去問、マーク模試、音源
授業の内訳約30分 演習
「速さ」への対応「速読」、「リスニング能力」の養成、過去問・模試の実践トレーニング、短時間集中のアウトプット
約60分 講義
「正確さ」への対応、「精読」の養成、文構造、談話構造の理解、パラグラフリーディングの理解、学習言語能力、論理的読解能力の養成
塾でやらないこと① 単語、語法、一部の文法  ② 難関私立の文法独立問題

高2・3生の授業方針・内容

学習観習慣形成、週2回入試問題の継続
到達目標答案作成の実践力養成
使用教材大学受験の過去問(長文・文法)のみ
指導・練習法解答の根拠を徹底して明確にする、英作文の添削

オリジナル文法ドリルの紹介

英語ができないのはなぜか、その理由を考えると、一般に学習量が足りないことに帰すると思います。
なぜ学習量が足りないのかといえば、英語学習の習慣形成ができていないからです。
なぜ習慣形成ができないのかといえば、そもそも人は面白くないものを長続きさせるのは大変だからです。

塾が思うに、英語学習の一番のネックは「面白くない」ことにあり(!?)、よほどのモチベの高い子は例外として、なかなかみんな学習の継続ができないのです。教材作成において「やさしさ」と「面白さ」はなかなか両立しないのではありますが、少しでも「面白い」と思ってもらえるよう、英文は名言、映画、アニメ、諺など、さまざまなジャンルのものを交ぜつつ、楽しく学習できるように工夫しています。

長期記憶形成=学習時間×インパクト、という等式で、記憶形成の値は一定、学習時間とインパクトは反比例の関係、という説がありますが、インパクトをある程度高めることで、学習者の記憶定着を短時間で行うことを狙っております。

オリジナル文法ドリルサンプル

ドリル 総論編

5文型と品詞について学習します。基礎ですが、決して易しいものではなく、非常に重要な部分です。名詞・形容詞・副詞の理解、語順、を学習します。30ページあまりの短いドリルになります。

ドリル 句編

句編ドリルは、主に準動詞(不定詞・動名詞・分詞)の扱いについて学ぶものです。準動詞句の名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法、前置詞句の形容詞的用法・副詞的用法を扱います。最後に旧センター試験の、準動詞についての文法問題の抜粋を演習問題として扱います。総ページ数は90ページあまりです(常に例文を付け足したり削ったりしているので、ページ数は不定です)。

サンプルはこちら!(4ページ分)
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ドリル 節編

節編ドリルは、接続詞・疑問詞・関係詞の扱いについて学ぶものです。導く節の種類、名詞節・形容詞節・副詞節の見極めを学びます。複雑な構造の文も含めて、構造に関してはほぼ完全な理解を目指します。総ページ数は120ページあまりになります。

サンプルはこちら!(4ページ分)sample5

ドリル 構文編

5文型論では語れない構造の文や、省略、倒置などを学びます。その他、重要構文(名詞構文・強調構文・クジラ構文など)について学習します。総ページ数は80ページくらいです。構文編までで、大学受験に必要な英文法は全て終わりになります。

サンプルはこちら!(4ページ分)
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